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タミフル服用後の異常行動

タミフル服用後の異常行動について

タミフル服用後の異常行動が、ここ連日のように新聞やテレビのニュースなどで報道されています。

「タミフル」(リン酸オセルタミビル)はインフルエンザの増殖を抑える医薬品です。スイスの製薬会社であるロシュが製造し、日本ではロシュグループ傘下の中外製薬が平成13年より輸入・販売しています。

タミフルはインフルエンザウイルスの拡散を防ぐ薬剤であり、インフルエンザウイルスそのものを失活させる作用はないために、インフルエンザの症状が発生してから48時間以内に服用しないと効果がないとされています。

タミフルの世界の使用量の約75%は日本で使用されています。アマンタジン(商品名シンメトレル)はA型インフルエンザウイルスにしか効かないのに対し、タミフルはA型・B型両方のインフルエンザウイルスに作用することから、日本をはじめ世界の75カ国が新型インフルエンザの発生を想定しタミフルの備蓄を進めています。

ところが、タミフルを服用した未成年者が異常行動を起こし死傷したり、タミフルを服用した患者が突然死するという事例が報告されています。

インフルエンザ患者はタミフル服用の有無にかかわらず、インフルエンザ脳症の症状として異常行動がみられることがあったり、脳症の悪化で死亡する場合もありますが、一部の医療関係者の間ではタミフルには脳の働きを抑制する働きがあり、異常行動や突然死につながっているという意見もあります。

つい先日も仙台の中学生がタミフル服用後にマンションから転落死するという痛ましい事件が起きたばかりです。事態を重く見た厚生労働省は2月28日、「タミフルの安全性に重大な懸念があるとは考えていない」としながらも、医療関係者に対し「小児や未成年者に投与する場合には異常行動発現の恐れがあること、少なくとも2日間は小児・未成年者を一人にしないこと」を患者や家族に説明するように注意喚起しています。

3月22日になって厚生労働省はそれまではタミフルの服用と異常行動の因果関係を「否定的である」としていた見解を撤回し、タミフルの副作用について徹底調査することを表明しました。

その一方でタミフル製造元のロシュは3月20日、「タミフルの服用と精神的異常行動の因果関係は証明できない」とする声明を発表しています。WHOもアジアを中心に猛威を振るっている高病原性鳥インフルエンザウイルスが人から人へ感染する新型インフルエンザウイルスに変異する事態を恐れ、新型ウイルスにも効果があるとされるタミフルに備蓄計画を変更する予定はありません。

この記事のカテゴリーは「タミフル問題」です。
タミフル、インフルエンザ特効薬であるタミフルの問題を取り上げます。
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この記事のカテゴリーは「花粉症予防と対策」です。2008年02月14日に更新しました。

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